2024-11-05

岐阜で左官芸術といえば

飛騨高山を拠点に世界で活躍する挟土秀平さん。現在、岐阜県では国民文化祭が開催されており、挟土秀平展が開催されています。

清流の国ぎふ 文化祭2024
挟土秀平展

R6.11/2(土)-11/17(日)
平日:10:00-20:00
土日祝:10:00-18:00
休館日:11/5(火)、11(月)
場所:岐阜県図書館1階楽書交流サロン
入場無料

展示の様子は、Instagramにアップしました。会場で見る予定のない方は是非ご覧ください。

挟土秀平展に行ったら、トークショーの当日券が出る可能性を教えていただき、迷うことなく向かいました。無事、参加できました。挟土氏秀平の世界に取り込まれて、感極まりない時間でした。

そこで、偶然にも、岐阜で鏝絵の制作を続ける野田さんにお会いしました。明日、鏝絵やってるから良かったらおいで!とのこと。これまたミラクルです。

実は、腰痛悪化&体調不良で現場をオフにしていたところ、身体は思わしくないですが、このような機会を頂けてラッキー以外のなにものでもない状況です。
昨年、野田さんから鏝絵を教わり、地元にある小学校設立150年記念で作品を贈呈致しました。

左官という、伝統ある仕事は、個人的には守破離で邁進したい部分もあり、野田さんから学べなければ実現しなかったプロジェクトだと思います。
その野田さんが制作する鏝絵。通常の鏝絵は漆喰ですが、外壁の鏝絵は、現代の建材が使用することもあります。伝承ではなく伝統、温故知新の精神で、この地域らしい左官仕事をするのが野田さんの魅力です。

左官と芸術は、かつて密接な関係だったことがしっかりと伺える貴重な体験の2日間でした。
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